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≪ 命 ≫を見たことがありますか?
介護が身体介護で語られているうちは、その本質は判りません。在宅介護は命のレッスンを受ける場です。命を見たことがありますか?『自分の』として捉えられる命、それは自分自身の命以外に、親子の間以上に濃いものはありません。だから、在宅介護は≪命≫レッスンの場として成り立ちます。在宅介護は、その命が消えていくのが判っていながらも、そのプロセスを懸命に支えますから、初めて命が見えてくるのです。 -
70歳から楽になる 幸福と自由が実る老い方
家の片付けを断捨離と称して、テレビ番組も報じられます。いま必要なのか、不必要なのか。不必要であれば処分する。それだけのことですが、物品を見ては妄想を語りだすので厄介だろうな、と思いますが、それを見て楽しませてもらっています。さて、物品よりもはるかにレベルの高い≪手放す≫を要求されるのが在宅介護の現実であり、実際です。ぜひ、この書籍からその難易度を早めに学ばれることをお勧めします。 -
認知症は本当に治らないのか?
認知症を患った人の介護を考えてみてください。現在の介護従事者は、私に言わせると、その多くが認知症を患った人の≪あしらい方≫が上手なだけで、認知症は治らないことを突き止めようとした人など介護施設等にいらっしゃるとは思えません。認知症が治らないという現実は、それこそ全ての力を使って認知症をどうにかして治そうと努力した人間だけが、治癒しない壁に跳ね返されて、口にできるのです。 -
老いは苦しく厳しいから心を合わせ幸せになる
在宅介護の機会を問題視しかできないうちは、それをチャンスとして見ることはできないでしょう。病を抱え、老いて、最期を迎えていくプロセスは、高齢者に限った話ではありません。今を生きるすべての人に共通した現象です。それを直視しないから、生きるとはないかがよく判らない。生きるとは何かも判らずに、幸せを求める姿は滑稽でしかありません。 -
認知症を遠ざけるー要介護認定されたいですか?ー
お聞きしますが要介護認定されたいですか?岳母の在宅介護では≪介護を必要としない介護≫を目指しました。当たり前ですが、世の中の介護サービスを受けるには要介護認定が必要です。しかしその必要性を求める疾患が無い以上、介護サービスは必要としません。多くの人が勘違いしているのが高齢になれば介護サービスがあるから安心と思いがちですが違います。介護サービスをできるだけ必要としないライフスタイルの確立が本当の安心なのです。
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