2025年6月– date –
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在宅介護の装いに赤色を加えませんか?
お年を召したからといって地味な色で装う必要はありません。むしろ、年齢を重ねるほど明るい色を装いに加えるべき、というのが私の在宅介護方針でした。流行を取り入れ、だからといって年寄りなのに頑張ってる感ではなく、どの年代の人達とも浮くことなく、溶け合ってコミュケーションできる装いを心がけるようにしていました。その中で、意識したのは赤色です。私も在宅介護を始めるまでは、取り入れたことのない色だったので、気持ちにハードルがありました。 -
在宅介護は自らのルーツを解き明かす
自らの出自やルーツを把握するという試みは、「自分はどこから来たのか?」という問いが個人のアイデンティティ形成にとって極めて重要だからです。米国では、系譜学として体系づけられた学問になっていると聞きます。年老いた親御様の在宅介護は、みずからの出自やルーツを解き明かし、親の最期が子との別れを絶対にした後、子の人生に大きな意味をもたらします。 -
認知症になれば集中力を失うとでも?
私が実践してきた認知症症状を表面化させない取組で、ポイントを一つご紹介したいと思います。それが、集中力です。認知症を患っていなくても、集中力の有無は、仕事でもなんでも結果を左右しますよね!認知症症状を表面化させない取組でも、集中力はとても大事です。認知症ケアでも、集中力の重要性について言及している情報はそう多くない印象を持っています。それもそのはずで、そもそも認知症を患っている人にとって、集中するというのはどういう状態なのか?また、集中力といっても何にどう集中すればよいのか?それが不明瞭なのです。 -
在宅介護が投資なわけないだろう!それは昨日までの正解です
年老いた親御様の在宅介護は投資です。そのように聞いて、その通り!とおっしゃってくださる方は極めて少数派化もしれません。そもそも何のリターンが期待できるのか?現実的に期待値が無いのですから、在宅介護が投資だなんて戯言でしか聞こえないでしょう。それに、実際の在宅介護の現場は、てんてこ舞いの日々ですから、何に対して、何を投資しているかといった視点すら持てないはずです。でも、年老いた親御様の在宅介護は投資なのです。解き明かしましょう。
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