在宅介護– tag –
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介護と仕事を相互に活かす
なぜ介護で親を殺害するのか?
介護する子が年老いた親御様を殺害する事件が後を絶ちません。そもそも、親を殺害する、もしくは自死を選択する理由から学ばないといけません。まず、その行為が異常です。しかし、殺害してしまう。地球を俯瞰してみても、自ら命を絶つ生命は、人間だけ。親を殺害する生命も、ほぼ人間だけなのです。しかし、その時、すでに人の心は失っています。 -
介護と仕事を相互に活かす
なぜ介護休業は取得しにくいのか?
40代~60代のサラリーマンで、年老いた親の介護に直面して、初めていろいろと調べるのが介護の世界ではないでしょうか?親も元気、自分も元気なうちは、介護の世界は他人事だったはずです。そして、年老いた親御様の病状、例えば認知症を取り上げてみても、初めて直面するその症状に驚くはずです。そのような精神状態で、親御様の介護の見通しと、自分のキャリアの両立など、考えられるはずはないですね。なので、介護休業すら上手に取得できません。 -
介護と仕事を相互に活かす
親の介護と仕事の両立について
これから先、高齢化社会が進み、それが問題だと報じられます。しかし、ニュース番組をご覧になってみてどうですか?インタビューに普通に答えているお元気な90代の方々が多くなっているように見受けませんか?本当に介護サービスを必要としている人には、これまでのスタイルでの介護サービスは必須です。しかし、これからの時代、70代、80代でもバリバリ現役の国会議員さんがわんさかと多くなります。つまり、老後の引退という概念がなくなる時代のあるべき介護サービスとは?今までのようなスタイルが本当に必要?という変化が訪れるのではないか、というのが私の見解です。 -
在宅介護の回顧録
人間関係構築力の無い人に介護職は絶対無理。ですが・・
良い介護サービスを受けるためには、良い介護サービスを提供する「人」との関係が問われるのは当然です。絶対的に当然なのですが、ほとんどの人が重要視しないのが不思議でなりません。ご高齢の親御様、介護の責任を担う子の立場であれ、ケアマネの紹介した施設、そして施設長と面会して、見学して、施設を決めてますよね?身体介助がありますが、本当にその決断は大丈夫ですか? -
介護と仕事を相互に活かす
ワークライフバランスと在宅介護
当ウエブサイトをご訪問してくださる方のなかには、在宅介護と仕事の両立に悩む人も少なくないのではないでしょうか。私も、つい昨日のように思い出しますが、今から12年以上も前、実母の在宅介護が始まった当初、経営している会社の社名を変更するなど、経営方針を変えました。だからといって、仕事を犠牲にしたとは思っていません。会社としてもターニングポイントだったに過ぎません。そもそも、ワークライフバランスは、家庭では、その営みへに責任と、社会では職務への責任、それぞれを高次元で成り立たせる取り組みです。仕事で手を抜いて、家庭でのんびりする行為ではありません。 -
介護と仕事を相互に活かす
在宅介護が投資なわけないだろう!それは昨日までの正解です
年老いた親御様の在宅介護は投資です。そのように聞いて、その通り!とおっしゃってくださる方は極めて少数派化もしれません。そもそも何のリターンが期待できるのか?現実的に期待値が無いのですから、在宅介護が投資だなんて戯言でしか聞こえないでしょう。それに、実際の在宅介護の現場は、てんてこ舞いの日々ですから、何に対して、何を投資しているかといった視点すら持てないはずです。でも、年老いた親御様の在宅介護は投資なのです。解き明かしましょう。 -
在宅介護の回顧録
認知症症状を表面化させない被害者意識の脱却
ご自身の親御様の在宅介護は、大変ですか?私は大変でした。在宅介護が始まった当初は、どうしたらよいものかと悩みました。しかし、親の介護のせいで自分が犠牲になっているとは思いませんでした。自分の人生が、親の介護のせいで悲惨なものになっていると、そのような思いには至らなかったです。その逆です。もっとお世話するから長生きしてほしかった。暮らしを楽しみたかった。この願いの実現に向けて全力を尽くしていた大変さが私にはありました。 -
在宅介護の回顧録
認知症による要介護3のコミュニケーション
認知症を患って要介護3と聞くと、どのようなイメージを持ちますか?老後に一人で暮らすのは、ちょっと難しいかもしれません。なので、年老いた親御様を在宅で介護するようになります。しかしながら、コミュニケーションが取れなくなるかといえば、十二分に可能です。コミュニケーションが取れれば、普通に親と子の暮らしが成立ちます。でも、それが出来ないのはなぜか?認知症により要介護3であった私の母とのコミュニケーションから解き明かしましょう。 -
在宅介護の回顧録
東京では梅が咲き誇る頃です
東京では梅が咲き誇る時期になりました。寒波が来ていたので、見ごろを楽しめる時期が延びているかもしれませんね。 -
イチオシの本
人生を変える練習。ブッダの意志強化術
散りばめられたサクセスストーリーに多くの人が目を向けます。一方で、年老いた親御様の在宅介護こそ、誰もが完遂すべき素晴らしい目標だといったところで、ほとんどの人が見向きもしませんね。だからこそ、達成すべき目標になります。なぜなら、在宅介護がはじまれば、カッコつけられない日々が続きますが、それが最もカッコいい生き方だと気づける人は、そう多くないのです。 -
介護と仕事を相互に活かす
親御様の在宅介護は好転しかないターニングポイント
年老いた親御様の在宅介護は、好転しかしないターニングポイントです。理由は、簡単です。自分の人生に≪期待≫は成り立たないとハッキリと自覚できるからです。介護する親御様が亡くなる年月日は、いつなのか?全く、わかりませんね。判らないのですから、預貯金を切り崩しているとすれば、かなりの節約生活を強いられ、経済的には苦しくなる一方になります。しかし、それが人生を好転させていくスイッチです。 -
在宅介護の回顧録
お母さん、私は介護『なんか』やってて良いのか?
母の言葉|いいかい。『なんか』とはなんだ!『なんか』とか言っているから何やっても上手くいかないんだ。何事も馬鹿にしちゃいけない。介護というのは、年を取れば誰にでも必要になる大事な取組なんだ。それを『なんか』と言っているうちは何も身に付かない。いいかい、介護を真剣にやってみな、わかるから。『なんか』とか言っているうちは何やっても上手くいかないよ。 -
在宅介護の回顧録
年老いた親御様の在宅介護は公(おおやけ)の仕事です
実際に介護サービスの提供を受けるにあたり、必ず肝に銘じておかなければいけないことがあります。それは、ひとりの高齢者が介護サービスを受ける上で、相当額の支援が国から支払われている現実です。このような国は、世界を見渡してみても、非常に少ないのです。昨今、持続可能な社会などと叫ばれますが、本当の介護サービスを、本当にこれからも残していきたいのであれば、在宅介護は公(おおやけ)の仕事である自覚はマストです。 -
在宅介護の回顧録
認知症を介護する家庭の作り方|精神的支柱として頑張ってください
認知症をはじめ、罹患するさまざまな病に対して、日本の医療と介護の体制は、世界のどの国と比較しても素晴らしいものがあります。しかし、自分の親御様にベストな医療と介護の体制は、どう構築すればよいのか。この課題に対して正解を出せるのは、介護を担うキーパーソンだけです。介護が必要な親御様に対して、誰をどのようにマネジメントして、マッチさせていけばよいのか。私の取組の出発点を公開します。 -
在宅介護の回顧録
認知症と『言われる』のが辛いです・・・
親御様が認知症を罹患したとします。ご本人は、認知症を患った現実が判らないと思いますか?答えは、ノー。認知症と診断されて、それがハッキリした時、もっともショックを受けているのは本人です。私の母の場合、日常から毅然としていた生活態度で頭脳明晰。周囲の信頼も厚かった日々を送っていました。それでも、認知症かもしれないと感じた当初、口には出しませんんが、表情にその不安が色濃く出ていました。なので、母が認知症かも?、と思った当初、怒りっぽくもなっていきました。
