2025年– date –
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在宅介護の回顧録
季節感を取り戻す@認知症
日付が判らなくなるとともに、季節感も判らなくなるのが認知症です。だからといって、暑い、寒いが判らなくなるわけではないのです。夏の暑い季節に着込んでしまい、汗だくにもなります。このような症状に陥るのも、一人でいると、季節感を感じて何を着衣すればよいのか、その答えを出すのが難しい状態になります。そこでどうフォローすれば、季節感に沿って生活できるのか、私の実践経験をお伝えします。 -
在宅介護の回顧録
日めくりカレンダー、やめました。
認知症を患うと、日付や季節が判らなくなります。認知症症状に初めて接した頃は、驚きます。なんで、そのようなことも判らなくなるのかと。子としては、親にその程度のことを間違って欲しくない、そんな感情が生まれます。また、そのような症状が悪化しないようにと、様々なトレーニングも持ち出します。私も、そのような取組に励んだ時期があります。 -
在宅介護の回顧録
私の母は認知症なのに、なぜ凛として道徳に強いのか?
在宅介護、というよりも年老いた母の生きるを支えているうちに、親子の関係性は深まりを見せていきます。親であり、私を産んで育ててくださって、巣立たせてくれて何十年というお付合いなのですが、母に対して、新しい発見が日々、生じます。これまでは、自分にとって母という存在ではありました。しかし、一人の人間として、生命として、なぜ、老いてもなお非常に凛とした姿勢でいられるのか。老いていくあるべき姿を私に教えているかのようでした。認知症を患っているにもかかわらず、なのです。 -
在宅介護の回顧録
お母さん、私は介護『なんか』やってて良いのか?
母の言葉|いいかい。『なんか』とはなんだ!『なんか』とか言っているから何やっても上手くいかないんだ。何事も馬鹿にしちゃいけない。介護というのは、年を取れば誰にでも必要になる大事な取組なんだ。それを『なんか』と言っているうちは何も身に付かない。いいかい、介護を真剣にやってみな、わかるから。『なんか』とか言っているうちは何やっても上手くいかないよ。 -
お知らせ
新年にあたり
いつも当ウエブサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。 私の三度の在宅介護経験が役に立つのであれば幸いと思い、開設したウエブサイトですが、お陰様で1年強にわたり更新を続けられました。 当初の目標では、まず1年間、サイトの更新が継...
